今週の質問: 「エホバからの重荷」とは何ですか
答え1:
エレミヤの時代,「エホバからの重荷」とは,エルサレムの滅びを予告する厳しい裁きのメッセージでした。多くの人は自分の行いを変えたくなかったので,それを聞くことを重荷に感じました。警告を悔い改める機会と見るのではなく,煩わしく不快なものとして扱いました。
答え2:
この表現には皮肉な意味もありました。人々は神からのメッセージが迷惑であるかのように「エホバからの重荷は何か」と尋ねました。しかしエホバは,本当の重荷は彼ら自身だと答えました。無関心,不従順,警告を繰り返し退ける態度がエホバにとって重くなっていたため,ついにはその反逆的な国民を取り除くことにしました。
答え3:
この説明から,問題は決してエホバのメッセージではなかったことが分かります。警告は正しく,命を救うためのものでした。本当の重荷は,罪を続けることを選んだ民の無関心な態度でした。私たちも聖書の助言を重荷と考えるのではなく,多くの苦しみを避けさせてくれる愛情深い保護と見たいと思います。
答え4:
現代でも,この体制の終わりに関する聖書のメッセージは,変わりたくない人にとって不快かもしれません。キリスト教世界は,神に従わない宗教が滅ぼされると聞くことを重く感じます。しかしエホバは処罰を喜ぶ方ではありません。誠実な人が反応できるよう,まず明確な警告を与えます。
答え5:
この宝石は,聖書が自分の直すべき点を指摘した時にどう反応するか考えるよう勧めています。助言を重荷に感じますか。それともエホバが警告してくださることに感謝しますか。謙遜に導きを受け入れるなら,自分がエホバにとって重荷ではなく,進んで聞き,従い,形作っていただく人であることを示せます。
エレミヤ 22章の宝石
エレミヤ 22:2, 3
「ダビデの王座に座るユダの王よ,これらの門を通って入るあなたも,家来たちも,民も,エホバの言葉を聞きなさい。エホバはこう言う。『公正と正義を行い,だまし取る者の手から強奪の被害者を救い出しなさい。外国人居住者を虐待してはならず,父親のいない子供ややもめを傷つけてはならない。この場所で無実の人の血を流してはならない』」。
コメント1:
エホバは王に,権威を使って弱い人を守ることを期待していました。エホバにとって良い統治とは,権力を持つことではなく,公正を守り,被害者を助けることでした。このことから,エホバを知っているかどうかは,特に自分で身を守れない人をどう扱うかに表れると分かります。
エレミヤ 22:4
「もしあなたたちがこれらの言葉を確実に実行するなら,ダビデの王座に座る王たちは,家来や民と共に,兵車や馬に乗ってこの家の門を通って入る」。
コメント2:
エホバは,従うなら具体的な祝福を与えると約束しました。王朝は続き,国には安定がもたらされます。エホバの指示は民を制限するためではなく,守るためだったのです。私たちも聖書の原則を一貫して当てはめるなら,平和と安定,良い人間関係が生まれることを実感できます。
エレミヤ 22:5
「しかし,もしこれらの言葉に従わないなら,エホバはこう宣言する。『私は自分に懸けて誓う。この家は荒廃した場所となる』」。
コメント3:
エホバは不従順の結果をはっきり警告しました。民に何も知らせずに突然行動したのではありません。この宝石は,エホバの警告を大切にするよう教えています。聖書がある行いの危険を指摘する時,自分には決して影響しないと考えないようにしましょう。早く聞き従えば,非常につらい霊的な結果を避けられます。
エレミヤ 22:8, 9
「多くの国民がこの町のそばを通り,互いにこう言う。『エホバはどうしてこの大きな町にこんなことをしたのだろう』。するとこう答える。『彼らが自分たちの神エホバとの契約を捨て,ほかの神々にひれ伏して仕えたからだ』」。
コメント4:
エルサレムは重要で守られた町に見えましたが,エホバを捨てた時,その偉大さは救いになりませんでした。滅びはほかの国民への警告となりました。どんな特権,霊的な経歴,宗教的な外見も,従順の代わりにはなりません。私たちの安全は,毎日エホバに忠実であり続けることに懸かっています。
エレミヤ 22:13
「不正によって家を建て,不公平によって上の部屋を造る者には災いがある。その者は隣人をただで働かせ,賃金を払わない」。
コメント5:
エホバは,働く人を搾取して富を得る者を非難しました。仕事やお金の面で人をどう扱うかを気に掛けていることが分かります。神に仕える人は,ほかの人の労働から不当に利益を得ようとしません。賃金,取り決め,責任に関して正直であるなら,エホバの公正を尊重していることを示せます。
エレミヤ 22:15, 16
「あなたの父も食べたり飲んだりしたが,公正と正義を行ったので,物事はうまくいった。貧しい人や苦しむ人の訴えを弁護し,全てがうまくいった。エホバはこう宣言する。『それこそ私を知るということではないか』」。
コメント6:
エホバは,ご自分を知るとは,名前を知ったり話題にしたりするだけではないと説明しました。ヨシヤは公正を行い,助けを必要とする人を守ることで,エホバを知っていることを示しました。この宝石は自己吟味を促します。神についての知識は,決定,正直さ,人への接し方に影響するはずです。
エレミヤ 22:17
「しかしあなたの目と心は,不正な利益を得ること,無実の人の血を流すこと,詐欺とゆすりを行うことだけに向いている」。
コメント7:
エホヤキムは利益を得たいという欲望に目と心を支配させました。それは一度きりの過ちではなく,人生の主な方向でした。このことから,自分の目標を見張る必要があると分かります。お金や名声を過度に求めると心が固くなり,エホバが非難する行いさえ正当化するようになるかもしれません。
エレミヤ 22:21
「あなたが安心していた時,私は話し掛けた。しかしあなたは,『従わない』と言った。若い時からずっとそのように行動し,私の声に従ったことがない」。
コメント8:
民はまさに安心している時にエホバを退けました。多くの人は苦しい時には神を求めますが,物事が順調になると忘れてしまいます。私たちは困難な時も穏やかな時もエホバに従いたいと思います。繁栄しても,エホバの導きがもう必要ないと感じるべきではありません。
エレミヤ 22:24, 25
「エホバはこう宣言する。『私が生きていることに懸けて誓う。ユダの王エホヤキムの子コニヤよ,たとえあなたが私の右手の印章指輪であっても,私はそこからあなたを引き抜く。あなたの命を奪おうとする者たちの手に渡す』」。
コメント9:
印章指輪は価値があり,持ち主のすぐ近くにありました。それでもエホバは,コニヤを不忠実さのために引き抜くと言いました。どんな立場や特別な関係があっても,神の基準を無視することはできません。エホバの好意を保つには,謙遜で従順で忠実であり続ける必要があります。
エレミヤ 22:29
「大地よ,大地よ,大地よ,エホバの言葉を聞きなさい」。
コメント10:
3回繰り返すことで緊急性が伝わり,聞くことの大切さが強調されています。民は何度も警告を聞きましたが,本当の意味で注意を払いませんでした。この表現は,エホバの言葉を積極的に聞くよう励ましています。読んだり集会に出席したりするだけでなく,決定に影響させ,変化を生じさせる必要があります。
エレミヤ 23章の宝石
エレミヤ 23:1, 2
「私の牧草地の羊を滅ぼし,追い散らす牧者たちには災いがある! エホバはこう宣言する。あなたたちは私の羊を追い散らし続け,世話をしなかった。それで私は,あなたたちの悪い行いの責任を問う」。
コメント1:
エホバは,民を世話する代わりに傷つけ,追い散らした牧者たちに責任を問いました。羊一匹一匹をどれほど大切にしているかが分かります。霊的な責任を持つ人は,兄弟姉妹を優しく世話すべきです。私たちも,弱っている人を励まし,落胆させる言葉や行動を避けることで,その世話を支えられます。
エレミヤ 23:3, 4
「私は,追い散らした全ての土地から,私の羊の残っているものを集め,牧草地に戻す。そして彼らを本当に牧する牧者たちを任命する。羊はもう恐れたりおびえたりせず,一匹もいなくならない」。
コメント2:
エホバは悪い牧者を非難するだけでなく,羊を集め,本当に気遣う世話人を与えると約束しました。エホバの優しさと,受けた害を修復する力が表れています。会衆では,兄弟姉妹が安心し,世話され,大切にされていると感じられるよう,エホバは霊的な牧者を用います。
エレミヤ 23:5, 6
「私はダビデから正しい芽を起こす。1人の王が治め,洞察力を示し,地上で公正と正義を守る。その時代にユダは救われ,イスラエルは安心して暮らす」。
コメント3:
この預言は,ダビデの家系から出た正しい王イエスを指しています。ユダの不忠実な支配者と違い,イエスは洞察力と公正と正義をもって治めます。このことは王国への確信を強めます。その統治の下では誰も搾取されず,忠実に仕える全ての人が本当の安心を得られます。
エレミヤ 23:10
「この土地は姦淫をする者で満ちている。災いのために土地は嘆き,荒野の牧草地は乾いた。彼らは悪いことを行い,権力を乱用する」。
コメント4:
不道徳と権力の乱用は国全体に影響しました。罪は犯した本人だけを傷つけるのではなく,家族,会衆,地域社会に苦しみをもたらします。この宝石は,自分の行いを守り,どんな権威や影響力も正しく用いるよう励ましています。立場を利用して人に付け込むことをエホバは決して認めません。
エレミヤ 23:14
「彼らは姦淫をし,偽りの中で生きている。悪人を力づけ,自分たちの悪から悔い改めない」。
コメント5:
偽預言者たちは自分で悪を行うだけでなく,ほかの人が罪を続けるよう力づけました。悔い改めるよう助ける代わりに,行いを認めました。本当の愛とはどんな行いでも正当化することではありません。導きが必要な人を巧みに助けたいと思いますが,エホバの基準を下げることはしません。
エレミヤ 23:16, 17
「あなたたちに預言している預言者たちの言葉を聞いてはならない。彼らはあなたたちを欺いている。彼らが語る幻は自分の心から出たもので,エホバの口から出たものではない。私を軽んじる者たちに,『エホバは「平和を楽しむ」と言った』と言い続ける」。
コメント6:
偽預言者たちは耳に心地よいものの,作り話のメッセージを伝えました。エホバを敬おうとしない人に「平和」と言いました。このことは,教えが前向きに聞こえたり人気があったりするだけで真実になるわけではない,ということを思い起こさせます。信じ教える事柄が,個人の願いや人間の伝統ではなく,本当に聖書から出ているか確かめなければなりません。
エレミヤ 23:22
「しかし,もし彼らが私の親しい友の集まりにいたなら,私の民に私の言葉を聞かせ,悪い道と悪い行いから離れさせただろう」。
コメント7:
エホバの近くにいるなら,あの預言者たちは民が変わるよう助けたはずです。この宝石は,神との友情が良い結果を生むことを示します。エホバをよく知るほど,その言葉を忠実に伝え,人を助けたいという気持ちが強くなります。宣教では人を楽しませるのではなく,命を救う決定を愛情深く促します。
エレミヤ 23:23, 24
「私は近くにいる時だけ神で,遠くにいる時には神ではないのか。人は隠れ場所に身を隠して,私に見えないようにできるだろうか。私は天と地を満たしているのではないか」。
コメント8:
誰もエホバから隠れることはできず,二重生活をしても見抜かれます。しかしこの真理は慰めにもなります。どこにいても,どれほど独りだと感じても,エホバは近くにいて状況を知っています。このことは,私生活でも忠誠を保ち,どんな状況でも助けを求めるよう動かします。
エレミヤ 23:28, 29
「私の言葉を持つ者は,私の言葉を忠実に語りなさい。わらと穀物にどんな共通点があるだろうか。エホバはこう宣言する。『私の言葉は火のようではないか。岩を砕く鍛冶のハンマーのようではないか』」。
コメント9:
聖書の根拠がない人間の言葉はわらのようですが,エホバの言葉は栄養のある食物で,大きな力があります。欺きを焼き払い,石のように固い心さえ砕くことができます。このことから,宣教で聖書を上手に使う必要があると分かります。適切な聖句は,多くの個人的な論議より強い効果を与えることがあります。
エレミヤ 23:33
「民の誰か,預言者,祭司が『エホバからの重荷は何ですか』と尋ねたなら,あなたは『「あなたたちが重荷だ。私はあなたたちを捨てる」とエホバは宣言している』と答えなければならない」。
コメント10:
民は裁きのメッセージを迷惑な重荷として扱いましたが,エホバは本当の重荷が彼らの反逆的な態度だと示しました。何度も警告を退けたため,エホバにとって重い存在になったのです。このことは聖書の助言を軽く見ないよう勧めています。謙遜に受け入れるなら,エホバの辛抱を大切にし,好意を保ちたいと思っていることを示せます。
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