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2027年4月12日から18日の週の会衆の聖書研究

2027年4月12日から18日の週の会衆の聖書研究

33章: エホバが選んだ王を守った

エホヤダはどのように勇気を示しましたか?

コメント 1: エホヤダは,命を失う危険があったにもかかわらず,エホアシュを守って勇気を示しました。アタリヤは王座を守るため,自分の孫たちを殺そうとしていました。それでエホヤダとエホシェバは,6年間,神殿にその子を隠しました。これは一時的な勇気ではなく,長期間正しいことを続ける勇気でした。圧力がなくならなくても正しいことを行い続けることも,勇気なのです。

コメント 2: またエホヤダは,ダビデの正当な後継者が生きていることを知らせる決定をした時にも勇気を示しました。5人の軍の長を集め,エホアシュを守る計画を立て,その戴冠を指揮しました。しかし,無謀だったわけではありません。子供を守るため具体的な対策を講じました。エホバを信頼することは,何も考えずに行動することではありません。正しいことを擁護しながら,注意深く準備し,秩序正しく行動できます。

コメント 3: アタリヤが支配しなくなった後も,エホヤダの勇気は終わりませんでした。王と民にエホバへの忠実を誓わせ,バアル崇拝を取り除くようにしました。その後もエホアシュが正しいことを行えるよう助け続けました。危険を一時的に解決するだけでなく,清い崇拝を回復する必要があると考えたのです。私たちも,悪いことを退けるだけでなく,他の人がエホバとの関係を強められるよう辛抱強く助けるなら,エホヤダに倣えます。

1. 学者たちによると,エホヤダに協力してアタリヤを退位させた「カリア人の護衛」とは誰ですか。(王二 11:4,19。用語集「カリア人の護衛」)

コメント 1: 多くの学者は,カリア人の護衛とは,ダビデとソロモンの軍隊で仕えたケレト人の別名だと考えています。これらの兵士たちは王たちの護衛隊だったと考える人もいます。そのため,2つの集団には関係があるとされています。ただしこれは学者による同定であり,エホアシュの戴冠の記述が直接説明している事柄ではありません。確かなことと,可能性が高いと考えられていることを区別できます。

コメント 2: カリア人の護衛とケレト人を結び付ける理由の1つは,サムエル第二 20章23節のヘブライ語本文に関する情報です。マソラ本文では,そこに「カリア人の護衛」と訳される表現が使われていますが,欄外注には,他のヘブライ語写本と同じく「ケレト人」とあります。この名称の違いから,多くの学者は,2つの名前が同じ兵士の集団を指していた可能性があると考えています。

コメント 3: また,その人々は小アジア南西部の地域であるカリア出身で,クレタ島を経由して来たのではないかとも考えられています。これはケレト人とフィリスティア人に関する記述や,ギリシャ語訳が彼らをクレタ人と呼んでいることと関係しています。しかし,この可能性を確定した事実にしてはいけません。分かるのは起源についての1つの説明であり,細部がすべて証明されているわけではありません。

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2. 「証の書」とはおそらく何でしたか。エホヤダはなぜそれをエホアシュに渡しましたか。(王二 11:12,注。塔91 2/1 31ページ5,6節)

列王第二 11:12 — そこでエホヤダは王の子を連れ出し,王冠をかぶせ,律法の書を渡した。人々はその子を王とし,油を注いだ。そして手をたたいて,「王が栄えますように!」と言いだした。

コメント 1: 「証の書」とはおそらく律法の書で,モーセの命令が記されていました。王冠をかぶせた後,それを王の頭の上に象徴的に置いたのかもしれません。この動作の細部を節は説明していませんが,その意味はその場にふさわしいものでした。エホアシュは統治する権威を受けましたが,エホバの律法に従って行使しなければなりませんでした。戴冠したからといって,神の規準より上に立ったわけではありません。

コメント 2: 王冠と証の書は,新しい責任の2つの面を示していました。エホアシュは王でしたが,何が正しく何が間違っているかを自分で決めることはできませんでした。エホバに従う必要があったのです。権威を与えられた人ほど,神からの導きが必要になります。責任が大きいほど,エホバの言葉に決定を導いてもらうことが重要です。

コメント 3: 申命記 17章18-20節は,その動作の意味を理解する助けになります。エホバは王に律法の写しを作り,一生涯毎日読むよう命じました。ですから,律法を知ることは戴冠の日だけに限られません。王は学び続け,従い続けなければなりませんでした。私たちも,過去に学んだことを思い出すだけでなく,定期的に聖書を読む必要があります。

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3. エホアシュはなぜエホバの家を修復するよう命じましたか。(代二 24:4-7,11-14。洞-1 「エホアシュ」1,5節)

コメント 1: エホバの家は,アタリヤの治世中に放置され,略奪されたため,主に修理が必要でした。建物が古くなったことが主な原因ではありません。神殿はまだ築150年ほどだったからです。エホアシュはその状態を改めようとしました。これは単なる建物の修繕ではなく,清い崇拝が軽視された時代に受けた損害を直すことでした。

歴代第二 24:4-7 — その後,エホアシュはエホバの家を修復することを心から願った。 それで祭司とレビ族を集めて言った。「ユダの町々に出掛けていき,毎年神の家を修理するためのお金をイスラエル全体から集めなさい。すぐに行いなさい」。ところが,レビ族はすぐに行わなかった。 そのため,王は祭司長エホヤダを呼んで言った。「あなたは,エホバに仕えたモーセが命じた聖なる税金,すなわちイスラエルの会衆の聖なる税金を証しの天幕のためにユダとエルサレムから持ってくるよう,どうしてレビ族に求めていないのですか。 真の神の家はあの邪悪な女アタリヤの子たちに押し入られ,エホバの家の聖なるもの全てがバアルのために使われてしまったのです」。

コメント 2: アタリヤの子たちが神の家に押し入り,聖なる物をバアルのために使ったことが記されています。ですから,介入すべき十分な理由がありました。エホアシュはエホバの家を新しくしたいと願い,速やかに行動するよう求めました。エホバへの崇拝を大切にするなら,気持ちを表すだけでなく,それに関係する物質的な必要にも注意を払います。

コメント 3: 初め,レビ族は急いで行動せず,修復は進みませんでした。その後,お金を集めて管理する方法が変えられ,工事が進みました。良い願いを持つだけでは不十分で,実行できる対策が必要だという実際的な教訓です。エホバへの崇拝に関係する仕事に協力する時,割り当てられたことを行い,設けられた取り決めを進んで支持する必要があります。

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4. ゼカリヤはエホヤダの子だったのに,イエスが「バラキヤの子」と呼んだのはなぜですか。(マタ 23:35の研究注釈「バラキヤの子」)

コメント 1: 歴代誌の記述ではゼカリヤはエホヤダの子ですが,マタイは「バラキヤの子」と述べています。手元の聖句だけでは,この違いの理由は分かりません。ここでは指定された研究注釈の内容も示されていません。そのため,可能性の1つを確定した説明のように述べるのは適切ではありません。この点に正確に答えるには,まず注釈を調べる必要があります。

マタイ 23:35 — こうして,正しい人アベルの血から,あなた方が聖なる所と祭壇の間で殺害した,バラキヤの子ゼカリヤの血に至るまで,地上で流された正しい人の血全ての責任をあなた方は負います。

コメント 2: 名前の細かな点を解決できなくても,イエスが強調したことは話せます。ゼカリヤは正しい人の血を流された犠牲者でした。マタイが述べる殺害場所は,歴代誌の文脈と一致します。そこでは,エホバの家の庭で石打ちにされたとあります。イエスの言葉は,その犯罪が忘れられていなかったことを示しています。エホバは,忠実に仕える人の命を軽く見ません。

コメント 3: バラキヤという名前を明らかにできなくても,この章の教訓は学べます。ゼカリヤは父親と同じように勇気を示しました。エホバからの警告を伝え,エホアシュが殺すよう命じても忠実であり続けました。何世紀も後にイエスは彼に言及しました。人からの評価より忠実さを大切にし,エホバが正しいと考える事柄を敬意を込めて擁護するよう励まされます。

エホヤダに従っていた間,エホアシュはうまくいきました。年長の兄弟姉妹は,この神の僕の模範からどのように励まされますか。(詩 92:12,14)

詩編 92:12,14 — 正しい人はヤシの木のように茂り,レバノンの杉のように大きく育つ。 年を取っても衰えない。元気ではつらつとし,

コメント 1: この詩編は,年を取っても霊的に栄えることができると示しています。エホヤダはその良い例です。非常に高齢でしたが,エホアシュを守り,清い崇拝の回復に貢献しました。もちろん,年長の兄弟姉妹が皆,同じ体力や責任を持つわけではありません。大切なのは,年齢によってエホバにとっての価値が失われるわけではないことです。信仰,忠実さ,他の人への関心は,今も多くの実を生みます。

コメント 2: エホヤダは死ぬまでエホアシュに良い影響を与え続けました。以前ほど多くのことができなくなった兄弟を励ます例です。体力が衰えても,若い人の話を聞き,関心を示し,エホバに仕えて学んだことを伝えられます。人の有用性を身体的な活動だけで測るのではなく,提供できる霊的な助けも考えるべきです。

コメント 3: 歩行器を使う兄弟が,子供に熱心にあいさつしている場面は,とても簡単な適用を示しています。愛や関心を伝えるのに特別なことをする必要はありません。年長の兄弟は,子供が会衆で歓迎されていると感じるよう助けられます。そのような行動は多くの人にでき,助け続けたいという願いを表します。別の世代の人に関心を示すなら,年を取った人にも大きな善を行えます。

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エホヤダに聞き従っていた間,エホアシュはうまくいきました。若い人はこのことから何を学べますか。

コメント 1: 若い人は,長年エホバに忠実に仕えてきた人の助言を大切にできます。エホヤダに教えられていた間,エホアシュは正しいことを行いました。助言を聞くことは王としての尊厳を奪わず,責任を果たす助けになりました。同じように,親や霊的に成熟した兄弟の導きを受け入れるのは弱さではありません。まだ考えていなかった結果に気付き,エホバに喜ばれる決定をする助けになります。

コメント 2: 良い助言をする人が近くにいるだけでは不十分だということも学べます。エホヤダの死後,エホアシュはユダの高官たちの言葉を聞き,清い崇拝を捨てました。若い人は,エホバに従う理由を自分自身のものにしなければなりません。誰かに勧められるから正しいことをするのか,それが最善だと確信しているからするのかを考えられます。他の人の助けは,エホバとの友情を強めるものであるべきです。

コメント 3: エホアシュの変化は,誰の言葉を聞くかが大きな影響を与えることを示しています。最初はエホヤダの良い影響を受けましたが,後にはエホバから離れさせる人々の影響を受けました。預言者たちが正そうとしても,聞こうとしませんでした。若い人は,受けた助言がどこへ導くかを考え,早めに矯正を受け入れられます。聞きたいことを言う人が,本当に助けているとは限りません。

エホヤダの勇気にどのように倣えますか。

コメント 1: 他の人が同意しなくても,エホバが正しいと考えることを行うと決めるなら,エホヤダに倣えます。私たちの状況は違いますが,信念を黙っていたり,悪いことに加わったりするよう圧力を感じることがあります。恐れに決定させるのではなく,攻撃的にならずにしっかり立ち,決定を敬意を込めて説明できます。

コメント 2: 慎重さを伴う勇気にも倣えます。エホヤダは戴冠の前に忠実な人を集め,子供を守る計画を立てました。勇気を示すために性急な行動を取ったのではありません。難しい状況に直面したら,準備をし,聖書の導きを求め,適切な助けを得られます。目的は不必要に危険に身をさらしたり議論に勝ったりすることではなく,エホバへの忠実を保ち,他の人の安全も考えて行動することです。

コメント 3: 霊的な助けを必要とする人を支援し続けることも,エホヤダに倣う方法です。彼は赤ん坊のエホアシュを守っただけでなく,後には王として導き続けました。助けには忍耐が必要な場合があります。勇気ある行動を一度するより,長期間関心を示し続ける方が難しいかもしれません。励ましの言葉に誠実で継続的な関心を伴わせ,一度の会話ですべてが解決すると考えないようにできます。

この記述からエホバについて何を学べますか。

コメント 1: エホバは約束を果たされることを学べます。アタリヤは王の子孫を皆殺しにしようとしましたが,エホアシュは生き延び,ダビデの王統は絶えませんでした。エホバはダビデの子孫が永遠に治めると約束していました。悪い人の行動によって,エホバが言葉を忘れたり目的を果たせなくなったりすることはありません。

コメント 2: エホバは方向を改める機会を与えてくださることも学べます。エホアシュと民が清い崇拝を捨てた時,エホバは彼らが戻れるよう預言者を送り続けました。警告がなかったのではなく,聞こうとしなかったのです。聖書の助言を迷惑ではなく助けとして大切にしたいと思います。間違った方向に進んでいると分かったら,離れていく前に聞いて変えるのが最善です。

コメント 3: エホバは忠実な人を忘れないことも学べます。エホアシュはエホヤダから受けた揺るぎない愛を忘れ,その子を殺すよう命じました。しかし,その恩知らずな行動はエホヤダとゼカリヤの忠実さを消し去りませんでした。イエスも何世紀も後にゼカリヤに言及しました。他の人が感謝せず,不当な扱いをしても,エホバは私たちの忠実さを見ておられます。

この記述は,エホバの目的と聖書の主題とどのように関係していますか。

サムエル第二 7:12-13 — あなたの最期の日が来て,あなたが死ぬ時,私はあなたの子孫,あなたの子を立て,その人の王国を確立する。 その人こそが私の名のために家を建てる。私は彼の王国の王座が永遠に揺るがないようにする。

コメント 1: 主な関係は,エホバがダビデに子孫と王国について約束したことです。ですからエホアシュを守ったことは,残酷な女王から子供を救っただけではありません。その約束に関係する王統の後継者を守ったのです。エホヤダとエホシェバは,エホバの言葉を考慮して行動しました。具体的な忠実な行動が神の目的の実現と結び付いていることが分かります。

コメント 2: エホバには誰が民を治めるかを決める権利があることへの敬意も強調されています。アタリヤは王座を奪いましたが,エホヤダは神の約束に沿ってダビデの後継者を支持しました。単に一人を別の人より好んだのではありません。エホバが定めた事柄を尊重する問題でした。この出来事は神の統治と,人間の意志を押し通すのではなく神の権威を認める大切さに関係しています。

コメント 3: 清い崇拝の回復もこの全体像の一部です。戴冠後,エホヤダは王と民にエホバの民であり続ける契約を結ばせ,バアルの神殿を壊しました。目的は王座に就く人を変えるだけではありませんでした。エホバを敬い,従う必要があったのです。この記述は,神の統治への敬意と神にふさわしい崇拝を結び付けています。

エホヤダが復活したら,何を尋ねたいですか。

コメント 1: エホヤダとエホシェバが,エホアシュを隠していた6年間,どのように世話をしたかを尋ねたいです。どこでどれほどの期間守ったかは分かりますが,毎日の生活は詳しく述べられていません。その責任をどのように果たし,互いに支え合ったのかを聞くのは興味深いでしょう。想像で細部を補うことはできませんが,彼らの忠実さには,子供を救った瞬間だけでなく,何年もの世話が含まれていたことを大切にできます。

コメント 2: エホアシュを軍の長たちに見せ,戴冠の準備をした時にどんな気持ちだったかも尋ねたいです。勇気を示し,子供を注意深く守る計画を立てたことは分かっています。後継者を隠していた状態から,王として示すまでに何を感じたのか聞きたいです。記述にないことを断定はできませんが,その信仰と忠実さをさらに深く理解できるでしょう。

コメント 3: 若いエホアシュが良い王になれるよう,どんな助言をしたのかも尋ねたいです。聖書はエホヤダが良い影響を与えたことを示していますが,会話のすべては記録していません。経験を生かして若者を導いた方法を知るのは非常に有益でしょう。この質問は,年長の兄弟姉妹に今関心を示し,その経験から学ぶことも考えさせます。今すぐ話を聞き,模範に感謝できます。

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