毎日聖書を調べる
1,2. 毎日聖句を調べられるよう,エホバの組織は何をしてきましたか。現在,日々の聖句はどこで読めますか。
回答 1: エホバの組織は長年にわたり,毎日聖書の一節を調べられるよう私たちを助けてきました。1905年には英語で「信仰の家のための毎日の天のマナ」という本を出版しました。その本には聖句と,当時「シオンのものみの塔」,現在の「ものみの塔」から取られた注解が載せられていました。このようにして兄弟たちは,毎日霊性を養うための具体的な助けを得ていました。こうした始まりを知ると,今も私たちのためになるこの習慣の価値を認識できます。
回答 2: より多くの聖句や注解を提供するために,さまざまな変更が加えられました。1905年に出版された本は1927年まで毎年使われました。その年から日々の聖句が年鑑に載るようになり,1986年には独立した小冊子として出版され始めました。こうした変更から,毎日調べて当てはめられる聖書の情報を提供するためのエホバの組織の努力が分かります。
回答 3: 現在,日々の聖句は「毎日聖書を調べる」という小冊子で読むことができます。この小冊子は300以上の言語で出版されています。このことから,多くの兄弟たちが自分の言語で調べられるよう,どれほど努力が払われているかが分かります。この助けが用意されているだけでは十分ではありません。本当に益を得るには,数分を取り分けて読み,学んだことを考え,実行する必要があります。
回答 4: 小冊子だけでなく,JW Libraryのホーム画面,「ものみの塔 オンライン・ライブラリー」,Watchtower Libraryプログラムでも日々の聖句を読むことができます。それで,自分の状況に最も合った方法を選べます。電子形式が便利な人もいれば,印刷物を好む人もいるでしょう。大切なのは形式ではなく,こうした便利な手段を活用して定期的に聖書を調べることです。
3. 日々の聖句を読む時間を取るのが難しいことがあるのはなぜですか。この記事では何を考えますか。
回答 1: 時には,生活がとても忙しいために時間を取るのが難しくなります。日々の聖句を読みたいと思っていても,その日の活動に時間を奪われることがあります。この記事は,予定の中に時間を設ける価値があることを思い出させてくれます。まず聖書中の例を取り上げ,次に聖句を調べることの益を説明し,最後に,習慣を続けて読んだ内容を十分に活用するための提案を示します。
回答 2: 問題は,日々の聖句を大切に思っていないことではなく,多くの予定の中から時間を見つけることかもしれません。それでこの記事が,読むべきだと言うだけでなく,どんな益があるかを説明しているのは有用です。霊的に強められる方法を理解すれば,優先できるようになります。また,良い意図を続けられる習慣にするための実際的なアイデアも考えます。
回答 3: この記事は,日々の聖句を読む習慣を続けることと,そこから最大の益を得ることという2つの必要を扱っています。予定が多いと,読むのをやめたり,考えずに読んだりするかもしれません。聖書中の例と提案は,その両方に役立ちます。目標は単に読み終えることではなく,信仰を強め,その日一日を助ける仕方で聖書に時間を充てることです。
4. ベレアの人たちは使徒パウロの話をどんな態度で聞きましたか。(使徒 17:10,11)
使徒 17:10-11 — 兄弟たちはすぐさま夜のうちにパウロとシラスをベレアに送り出した。2人は到着すると,ユダヤ人の会堂に入った。 ここの人たちはテサロニケの人たちより心が広く,神の言葉を非常に意欲的に受け入れ,聞いたことがその通りかどうかと聖書を毎日注意深く調べた。
回答 1: 使徒 17章10,11節から,ベレアの人たちが高潔で誠実な,強い関心を持つ態度で聞いたことが分かります。その関心に動かされ,パウロの教えを聖書で確かめました。彼らの手本は,注意深く聞き,学ぶ事柄の聖書的な根拠を確かめるよう励ましてくれます。
回答 2: ベレアの人たちは受け身で聞いただけではありません。パウロが説明していた教えを聖書で探すために時間を取りました。これは,真剣な関心を持ち,真理を確信したいと思っていたことを示しています。私たちも,集会や大会の間に聖句を探すことによって,その態度に倣えます。そうすれば,説明の仕方だけでなく,神の言葉に基づいていることに確信を持てます。
回答 3: ベレアの人たちが,学ぼうとする良い態度と聖書を注意深く調べることを結び付けていた点に心を引かれます。メッセージを退けませんでしたが,確かめずに受け入れたわけでもありません。調べた結果,パウロの教えが真実だと結論しました。私たちにもその態度が役立ちます。関心を持って聞き,なぜ教えられていることを信頼できるのかを聖書で理解するのです。
5. ベレアの人たちは聖書を毎日研究した結果,どんな益を得ましたか。
使徒 17:12 — そのため,その人たちの多くが信者となり,評判の良いギリシャ人女性が大勢,また男性も,信者となった。
回答 1: 使徒 17章12節は,非常に重要な結果を示しています。多くのベレア人が信者になったのです。聖書を毎日調べたので,パウロの教えが真実だと認識できました。ですから,研究は単に興味深い活動ではなく,信仰に影響を与えました。私たちも,確固とした確信を持つために聖書のための時間を取る必要があります。
回答 2: 毎日の研究によって,そのすぐ後に生じた反対に立ち向かう準備ができました。テサロニケから来たユダヤ人たちが群衆を騒がせ,新しいクリスチャンを恐れさせようとしてベレアに来ました。しかし,ベレアの人たちは忠実を保ちました。真理を見いだしたという確信があったからです。毎日信仰を強めるなら,忠誠を試す難しい状況に備えられる,ということを教えています。
回答 3: ベレアの人たちは,個人的な確信を持つようになったので益を得ました。聖書で教えを確かめるために時間を使っていたので,反対によって学んだことから引き離されませんでした。私たちにとっての教訓は,他の人が信じていることを知るだけでは不十分だということです。毎日の研究は,なぜ信じているのかを理解し,信仰が試される時にもエホバへの信頼を保つ助けになります。
回答 4: この経験から,聖書を研究しても困難がなくなるわけではありませんが,それに立ち向かう力が得られることが分かります。ベレアの人たちは真理を受け入れた後も反対に遭いましたが,忠実を保ちました。それで,問題がなくなるかどうかだけで研究の価値を測らないよう励まされます。難しい状況の中で正しいことを続ける力が得られることも,研究の益なのです。
6. 日々の聖句を調べる第一の理由は何ですか。(「毎日神を崇拝することの大切さを示す聖書中の例」という囲みを見てください。)
ヨハネ 3:16 — 神は,自分の独り子を与えるほどに人類を愛したのです。そのようにして,独り子に信仰を抱く人が皆,滅ぼされないで永遠の命を受けられるようにしました。
回答 1: 第一の理由は,日々の聖句を調べることがエホバへの崇拝の一部だからです。ヨハネ 3章16節は,エホバがどれほど私たちを愛し,永遠に生きられるよう何をしてくださったかを思い出させます。毎日時間を取ることは,その愛に応える一つの方法です。単なる習慣として読むのではなく,エホバを愛し,敬っていることを示したいから読むのです。
回答 2: エホバは私たちの神であり,毎日時間をささげるに値する方です。それで,日々の聖句を調べることは予定表の課題を果たす以上の意味があります。崇拝の一部なのです。この点を考えると,読む時の態度が変わるかもしれません。急いで終わらせるのではなく,毎日エホバの考えに注意を向け,敬意を示す機会と見られます。
回答 3: 日々の聖句は,祈り,聖書を読み,黙想することも含む霊的なプログラムの出発点になります。多くの兄弟たちがそのようにしている,と段落は述べています。こうして聖句は孤立した読書ではなく,エホバとの関係のために時間を使う助けになります。自分の習慣を調べ,意味深い仕方で毎日エホバを崇拝するために,これらの活動をどう組み込めるか考えられます。
7,8. 毎日の聖句を調べるべき他の理由は何ですか。(エフェソス 5:15,16)
エフェソス 5:15-16 — それで,自分の歩み方をしっかり見守りましょう。賢くない人ではなく賢い人のように歩み, 時間を有効に使ってください。今は悪い時代だからです。
回答 1: 毎日の聖句を調べることは,時間を有効に使う素晴らしい方法です。エフェソス 5:15,16は,時間を使う際に賢く行動するよう勧めています。ほんの数分であっても,天のお父さんの考えを知るために使うなら,大きな価値があります。その読書をさらに加わった負担と考えるのではなく,一日の残りの時間にも益となる賢い決定と見ることができます。
回答 2: 別の理由は,その日の心配に立ち向かう力が得られることです。イエスは,毎日問題が生じることを認めましたが,エホバが私たちに必要なものを知っていることも説明しました。毎日の聖句は,この2つの点を思い出させてくれます。私たちの問題は現実のものですが,それに立ち向かう時に独りではありません。読んだことを思い巡らすなら,自分の不安について考えることを減らし,エホバからの助けについて考えることが増えるでしょう。
回答 3: 毎日の聖句は,必要な慰めを与えてくれます。段落に出てくる若い姉妹は,過去の間違いについて罪悪感を抱き,エホバが自分を許してくださったことを受け入れるのが難しいと感じていました。祈った後,その日の聖句を読み,そこではエホバが進んで許してくださることが強調されていました。それで,平安と感謝を感じました。この経験から,立ち止まって天のお父さんの性質について考えることがどれほど助けになるか分かります。
回答 4: 毎日の聖句には,思考の中心を変えるという利点もあります。心配している時には,苦しめていることだけに集中しやすいものです。聖書の教えを思い出すなら,エホバが私たちを気遣い,支えてくださっていることを心に留められます。問題を無視するということではありません。天のお父さんの助けと愛も含めた見方で問題に立ち向かうということです。
回答 5: この姉妹の経験は,祈りと読書を組み合わせることの価値も強調しています。姉妹は,信じるのが難しいと感じていることをエホバに伝え,その後,心を落ち着かせる思い出させる言葉を毎日の聖句から見つけました。私たちも姉妹に倣い,不安をエホバに話し,エホバの言葉が教えていることに注意を払いましょう。そうすれば,読書を通してエホバの愛をいっそう理解し,エホバを身近に感じられます。
9. 毎日の聖句はウクライナの兄弟たちにどのように役立ちましたか。
イザヤ 30:15 — 主権者である主エホバ,イスラエルの聖なる方はこう言う。「あなたたちは,私のもとに戻って休むなら,救われる。平静を保ち,信頼するなら,力を得る」。しかし,あなたたちはそうしようとしなかった。
回答 1: 戦争が始まった日,毎日の聖句はイザヤ 30:15でした。平静を保ち,エホバに信頼するという教えは,ウクライナの兄弟たちを強めました。周囲の状況は非常に苦しいものでしたが,その思い出させる言葉は,エホバを見失わずに自分たちが経験している事柄に立ち向かう助けになりました。
回答 2: イェドゥアルトと妻は,感情を抑える助けを得ました。その朝,2人は聖句を一緒に読み,その後で祈りました。彼は,その時に必要な力が与えられたように感じたと説明しました。夫婦で聖句を活用し,祈りによってエホバに頼ったことは,とても素晴らしいと思います。恐ろしい状況に直面した時,神の言葉からの支えを一緒に求めるよう,この経験は私たちを励ましてくれます。
回答 3: スビトラーナにとって,その聖句は特に大切な聖句になりました。周りで兵士たちが戦っている間も,彼女と家族はその聖句と意味について考え続けました。このことから,朝の読書が終わった時に益が終わったわけではないことが分かります。私たちも同じように,その日の間,聖句の教えを思い出し,それについて思い巡らせることができます。特に,状況が不安を感じさせる時にはそうできます。
回答 4: その聖句は,兄弟たちが自分では変えられない状況の中でエホバを信頼する助けになりました。危険がなくなったとは段落に書かれていません。むしろ,それに立ち向かう力を得たのです。この違いは重要です。時には状況を変えられませんが,聖書の思い出させる言葉と祈りは,エホバに頼り続けながら平静を保ち,感情を抑える助けになります。
10. 私たちに勇気が必要なのはなぜですか。もっと勇気を出すために何が役立ちますか。(ヨシュア 1:6-9。写真も参照。)
ヨシュア 1:6-9 — 勇気を出し,強くありなさい。あなたがこの民に,私が父祖たちに与えると誓った土地を取得させるからである。 ただ勇気を出し,大いに強くありなさい。私の奉仕者モーセがあなたに命じた律法全体を注意深く守りなさい。それから右にも左にもそれてはいけない。どこに行ってもあなたが賢く行動するためである。 この律法の書について語るのをやめてはいけない。あなたはそれを昼も夜も小声で読まなければいけない。そこに記されている全てのことを注意深く守るためである。そうすればあなたは成功し,賢く行動できる。 私はもう一度命じる。勇気を出し,強くありなさい。おじけづいたり恐れたりしてはいけない。あなたがどこに行っても,あなたの神エホバが共にいる」。
回答 1: ヨシュア 1:6-9は,勇気を出すことと,律法を読むこと,思い巡らすこと,そして従うことを結び付けています。私たちも,忠実であり続けるために毎日信仰を養う必要があります。
回答 2: クラスメートや職場の仲間と異なる者となり,聖書について話し,迫害に耐えるには勇気が必要です。他の人が違う考えを持っている時に,エホバが望んでいることを行うのは,いつも簡単とは限りません。毎日の聖句と聖書を読むなら,忠実であり続ける力が得られます。このように,毎日の霊的な準備は,勇気を示さなければならない具体的な状況に立ち向かう助けになります。
回答 3: 写真は,ヨシュアの手本を私たちの家族生活と結び付けています。1枚にはヨシュアが律法を読んでいる様子が,もう1枚には,学校や仕事に行く前に朝食の時に家族が聖句を調べている様子が描かれています。どちらも,定期的に霊的な食物を取り入れることの価値を強調しています。一緒に読むなら,その日を始める時に聖書に基づく考えを持ち,さまざまな場所で忠実であり続ける力を得られます。
11. 毎日の聖句を読むなら,霊的に進歩するのはなぜですか。
ローマ 8:5-6 — 罪深い欲望に従って生きる人は,罪深い事柄を考え続けますが,聖なる力に導かれて生きる人は,聖なる力に関する事柄を考え続けます。 罪深い事柄を考え続けるなら死に至りますが,聖なる力に関する事柄を考え続けるなら命と平和を得ます。
回答 1: ローマ 8:5,6は,何に思いを集中するかが重要であることを強調しています。毎日の聖句は,思いを霊的な事柄に向け,エホバの考え方をいっそうよく知る助けになります。しかし,進歩するには読むだけでは不十分です。エホバに喜ばれるにはどうすればよいかを考え,生活の中でエホバの基準を当てはめなければなりません。
回答 2: 毎日の聖句を読むなら,改善できる具体的な面を見つけられます。パウロはテモテに,話し方,行動,愛,信仰,貞潔の面で努力するよう勧めました。同じように,毎日の読書によって,そうした分野の1つを見直せます。注解が教えていることだけでなく,自分がどんな変化を遂げられるかも考えるなら,いっそう大きな益が得られます。
回答 3: 霊的な人は,エホバの考え方に倣い,生活のあらゆる面でエホバに従うよう努力します。それで,毎日の聖句が自分の決定や行動に影響を与えるようにするなら,進歩できます。聖書の知識を蓄えるだけでよいのではありません。「今日,話し方や行動によって,エホバのように考えることを学んでいると,どうすれば示せるだろうか」と考えるのは有益です。
回答 4: 若いテモテが受けた助言から,若いことが霊的に進歩する妨げにはならないと分かります。毎日の聖句は,若い人が言葉や行動や性質によって良い手本となるにはどうすればよいかを考える助けになります。年齢に関係なく,私たち全てにも益があります。毎日,ある教えを調べ,それをいっそうよく反映するよう努力できます。これまでに達成したことに満足してしまうのではありません。
12. エホバの組織では何が必要ですか。そのような責任を担う準備をするために何が役立ちますか。
申命記 1:13-15 — 各部族から,賢くて,思慮深く,経験のある男性を選びなさい。その人たちを皆さんの長に任命します』。 皆さんは,『良いと思います。あなたが言った通りにします』と答えました。 私は,部族の長,賢くて経験のある男性たちを,皆さんを導く人として,千人長,百人長,五十人長,十人長,部族の役人に任命しました。
回答 1: 申命記 1:13-15は,選ばれた男性たちの知恵,思慮深さ,経験を強調しています。今日,聖書の原則を当てはめることのできる,信頼できる兄弟たちが必要です。毎日の聖句を調べるなら,そのような霊的な準備ができます。
回答 2: 開拓者や宣教者として,ベテルで,建設プロジェクトで,また遠隔翻訳事務所で奉仕するには,霊的に成熟した兄弟姉妹が必要です。行うべき仕事がたくさんあるので,役立つ者となるために準備することは重要です。毎日の聖句を自分の霊的な予定に含めるなら,聖書の原則をいっそうよく知り,それを当てはめる助けになります。そのような成熟は,責任を担い,兄弟たちによく仕えるために欠かせません。
回答 3: また,良い援助奉仕者,長老,巡回監督になれる謙遜な若い兄弟たちも必要です。段落は,聖書の原則を当てはめることのできる,信頼できる兄弟たちをエホバが求めていることを強調しています。ですから,準備することは,責任を望むだけではありません。霊的な性質を培い,良い決定をすることを学ぶ必要があります。毎日の聖句について思い巡らし,実行するなら,その準備に役立ちます。
13. 毎日の聖句を調べるために,どんな提案がありますか
ヤコブ 1:5 — 皆さんの中に知恵の欠けた人がいるなら,その人は神に求め続けてください。神はとがめたりせず,全ての人に惜しみなく与えてくださるからです。求め続ければ与えられます。
回答 1: ベテル家族の手本に倣い,短くても心からの祈りをささげることから始められます。ヤコブ 1章5節は,エホバに知恵を求めるよう勧めています。それで,読む前に,情報を理解して役立てられるようエホバに助けを求めることができます。そうすれば,目標は単に知識を得ることではなく,エホバに喜ばれる仕方で使う方法を学ぶことだ,と思い起こせます。
回答 2: 聖句と注解を読んだ後,それが自分の信仰をどのように強めるかを考えるとよいでしょう。そうすると,すぐに別の活動に移るのではなく,立ち止まって考えることができます。その情報によって,ある教えをよりよく理解できたり,エホバへの信頼を強められたりするかもしれません。大切なのは,読んだことを自分の確信と結び付け,読むことによって本当に確信を強めることです。
回答 3: 別の提案は,エホバについて何を学べるか,また,それによってどのようにエホバにいっそう近づけるかを考えることです。そうすれば,調べることが単なる情報探しではなく,自分に関係したものになります。その情報が,その日に直面する問題にどのように対処する助けになるかも考えられます。このようにして,聖句をエホバとの友情や,エホバの導きが必要な実際の状況と結び付けることができます。
回答 4: 家族や友達と読むなら,聖句について話し合い,励みになる考えを分かち合えます。別の人が教えをどう理解し,どう当てはめているかを聞くと,その教えをいっそう大切に思えるかもしれません。また,自分が学んだことによって相手の信仰を強めることもできます。難しい話し合いにする必要はありません。読む機会を活用して互いに励まし合い,聖書のアドバイスをどう実行できるか一緒に考えるのです。
回答 5: 主な考えを3つか4つの言葉でまとめる兄弟姉妹もいます。簡単な提案ですが,日中にメッセージを思い出す助けになります。まず,どの教えを覚えておきたいかを見極めます。その短いまとめを,活動中に思い出すための言葉にできます。こうして,冊子やアプリを閉じたら終わりということではなく,学んだことをその後も考え続けられます。
14,15. ほかにどんな提案を実行できますか。情報を覚えておくために何が役立ちますか
回答 1: 注解の主な点を色でハイライトし,その後で黙想できます。大切なのはたくさん印を付けることではなく,理解して覚えておきたい考えを見極めることです。注解に出てくる聖句を調べることもできます。そうすれば,聖句に基づいていることが分かり,さらに考える材料が得られます。段落では1つまたは幾つかの提案を選べるので,自分にとって最も役立つものを実行できます。
回答 2: 毎日の聖句が取られている章全体を読む方法もあります。そうすれば,聖句を孤立したものとしてではなく,文脈の中で理解できます。エホバの証人のための研究ガイドや,聖書の研究用注釈を調べることもできます。こうした資料は,情報をさらに深く調べる助けになります。毎日の聖書朗読を,神の言葉をもっとよく理解する機会として活用することが大切です。
回答 3: 別の提案は,注解が取られた研究記事の幾つかの段落を読むことです。電子機器を使っているなら,最後にある参照箇所から記事を開けます。そうすれば,説明をさらに詳しく調べ,調べている考えをよりよく理解できます。毎日全ての提案を実行する必要はありませんが,情報にもっと注意を向ける助けになるものを1つ選べます。
回答 4: 読んだことをよりよく覚えるには,数分間,落ち着いて読み,黙想するとよいでしょう。19歳の姉妹マッケンジーは,5分余分に時間を取るだけでも役立つと説明しました。この言葉から,速ければいつも良いとは限らないことが分かります。できるだけ早く終えることではなく,教えを理解して覚えておきたいのです。考える時間を少し増やすなら,日中その教えを思い出しやすくなります。
16. 聖句を読むのに最も良い時間はいつですか
回答 1: 全ての人にとって最適な時間があるわけではありません。各自が家族の予定を考える必要があります。朝食の前後に読む人もいれば,子供を学校に連れていく前に読む人もいます。大切なのは,自分の状況に合い,習慣を続けやすい時間を選ぶことです。別の家族の予定をそのまままねなければならない,と考える必要はありません。
回答 2: 自分の予定に合うなら,朝食など,いつもの活動と読むことを結び付けられます。食卓の上に「聖書を毎日調べる」冊子を置いて,思い出せるようにすることも段落で提案されています。これは忘れないための簡単な助けです。読む時間を決めるだけでなく,読むことを思い出させ,家族の習慣にしやすくする準備もできます。
回答 3: 柔軟であることも必要です。いつもの時間に読めない予想外のことが起きたなら,同じ日の別の時間を探せます。そうすれば,良い習慣を守ることと,決まった予定に縛られることを区別できます。目標は毎日聖句を調べることであり,いつも同じ時刻に行うことではありません。必要なら予定を変えることで,その日が計画通りに進まなくても習慣を保てます。
17,18. 聖句を読む具体的な時間を決めておくとよいのはなぜですか。続けるために何が役立ちますか。(写真も参照。)
回答 1: 具体的な時間を決めておくとよいのは,時間がある時に読もうとすると,忘れてしまう可能性が高くなるからです。ジョンは,読むことを優先事項と考える大切さを強調しました。シエラは,その日の用事が始まる前,目を覚ますとすぐに読むようにしています。全員が同じ予定にする必要はありませんが,明確に決め,ほかの活動に簡単に押し出されないようその時間を守る必要があります。
回答 2: リマインダーは,決めたことを習慣にする助けになります。ロヘリオは,読むことを思い出すために携帯電話にアラームを設定しています。これは簡単な方法ですが,とても現実的な問題に対処しています。することが多いと,大切なことを忘れてしまうからです。時間を決めた後,それを実行するためにどんな実際的な助けが必要かを考えるとよいでしょう。自分の記憶だけに頼る必要はありません。
回答 3: 続けるためには,気を散らすものを避ける必要もあります。イザベルは,聖句を読む前に携帯電話でほかのものを見ないようにし,電子機器に気を散らされるなら印刷した冊子を使うことを勧めています。写真もこの点を強調しています。携帯電話を消音にし,姉妹が読む間,裏返して手の届かない所に置いている様子が描かれています。周囲の環境を整え,本当に注意を集中して調べられます。
回答 4: 家族や友達と一緒に聖句を調べるなら,続けやすくなります。オリビアは,そうすればいつも思い出させてくれる人がいると説明しています。これは,良い習慣を保てるよう互いに支え合う方法です。時間を決めて気を散らすものを減らすだけでなく,誰と読むと実行しやすいかを考えることもできます。支えてくれる人がいれば,読むことを毎日の生活の中で安定した位置に置きやすくなります。
19. 子供が毎日の聖句を読む習慣を身に付けることが大切なのはなぜですか。例を挙げてください。(フィリピ 1:9,10)
フィリピ 1:9-10 — 私はこう祈り続けています。皆さんが正確な知識と十分な識別力を得て,いっそう愛の豊かな人になれますように。 皆さんがより重要なことを見極め,キリストの日までずっと純粋でいて,人の信仰を妨げることがありませんように。
回答 1: フィリピ 1章9,10節は,愛の成長を知識と識別力と結び付けています。子供と一緒に聖句を読むことは,子供の信仰を育てる助けになります。毎日少しずつ水を吸収する木のように,子供たちも,継続して受ける少量の聖書の教えによって強くなれます。
回答 2: 子供の頃に身に付いた習慣は,成長した後も続く可能性があるので大切です。今はその日の聖句を十分に理解できないとしても,読むことに価値がないわけではありません。親は,神の言葉を日々の生活に取り入れるよう子供を助けています。木の例から分かるように,成長には時間と継続的な世話が必要です。霊的な益も長い目で見れば実感できるでしょう。
回答 3: 木の例は,親が辛抱する助けになります。木が毎日少しずつ水を吸収して強くなるように,子供たちも聖句と注解について数分考えることで成長します。すぐに全てを理解することを期待する必要はありません。大切なのは習慣を保ち,定期的に学ぶ機会を与えることです。その教えがやがて大きな益をもたらすと確信して,続けていきましょう。
20. 毎日聖書を調べることがとても重要なのはなぜですか
マタイ 4:4 — イエスは答えた。「『人は,パンだけではなく,エホバの口から出る全ての言葉によって生きなければならない』と書いてあります」。
回答 1: マタイ 4章4節は,私たちにとって必要なのは物質的な食物だけではないことを思い出させてくれます。エホバがご自分の言葉を通して教えてくださることも必要です。それで,毎日聖書を調べることは,軽く考えてよい活動ではありません。私たちは毎日食事を取ろうとするのですから,なおのこと,霊的な食物を優先すべきです。私たちの命はそれにかかっているからです。
回答 2: 定期的に霊的な食物を取り入れる必要があるので,毎日聖書を調べることは非常に重要です。この段落では,その必要性を毎日食事を取る必要と比較しています。普通,食事を抜きたいとは思わないでしょう。この比較は,私たちが何を優先しているかを見直す助けになります。どれほど忙しくても,聖書を読む時間を取っておきたいと思います。1日の終わりに時間が余ったら霊的な読み物を読む,ということにはしたくありません。
回答 3: 主な理由は,良い習慣を保つことだけではありません。私たちの命は,霊的な食物を取り入れることにかかっています。それで大切なのは,聖句を読んだという印を付けることだけではなく,エホバの言葉に注意を払うことです。その食物の価値を理解すると,毎日時間を取って調べたいという気持ちが強くなります。予定を調整する必要がある時でも,聖書を調べることを優先し続けたいと思います。
毎日の聖句を調べるどんな理由がありますか
エフェソス 5:15-16 — それで,自分の歩み方をしっかり見守りましょう。賢くない人ではなく賢い人のように歩み, 時間を有効に使ってください。今は悪い時代だからです。
回答 1: 理由の1つは,エフェソス 5章15,16節にある通り,時間を有効に使えることです。数分を使ってエホバの考えを知るなら,その後の1日をどのように過ごすかにも影響するでしょう。これは時間の無駄でも,目的のない義務でもありません。信仰を強め,天のお父さんから導きを受ける機会です。
回答 2: 毎日の聖句は,心配事や難しい状況に立ち向かう力を与えてくれます。エホバが私たちの必要を知り,気に掛け,進んで許してくださることを思い出させてくれるでしょう。記事に出てくる経験は,そうした思い出が慰めとなり,冷静さを保つ助けになったことを示しています。問題がすぐに解決しなくても,エホバの助けについて考えるなら,エホバへの確信を強めて立ち向かえます。
回答 3: 毎日の聖句は,忠実であり続けるための力も与えてくれます。周囲の人と違う生き方をし,聖書について話し,迫害に耐えるには勇気が必要です。ヨシュアの例から,神の言葉を読んで黙想することの大切さが分かります。毎日霊的な食物を取り入れるなら,勇気を求められる時にもエホバに従うために必要な確信を強められます。この毎日の準備には,とても実際的な価値があります。
回答 4: 別の理由は,霊的に進歩し,より大きな責任を担う準備ができることです。毎日の聖句について考えると,話し方や振る舞い,特質をどのように改善できるかを考えさせられます。また,適用することを学ぶ必要のある聖書の原則にも慣れ親しめます。それで,今のための励ましを得るだけでなく,エホバへの奉仕にいっそう役立つために必要な成熟性と信頼性も培えます。
毎日の聖句から最大の益を得るために,どんな提案が役立ちますか
ヤコブ 1:5 — 皆さんの中に知恵の欠けた人がいるなら,その人は神に求め続けてください。神はとがめたりせず,全ての人に惜しみなく与えてくださるからです。求め続ければ与えられます。
回答 1: ヤコブ 1章5節が勧めているように,まずエホバに助けを求めることができます。聖句と注解を読んだ後,エホバについて何を学べるか,信仰をどのように強められるか,学んだことをどのように適用できるかを考えるとよいでしょう。そうすれば,祈りと熟考を組み合わせ,ただ読み終える以上のことを目指せます。
回答 2: 読んだ内容のある考えを掘り下げることも役立ちます。引用されている聖句を調べたり,その節が出てくる章を読んだり,研究用の注釈や「研究ガイド」を調べたりできます。元の記事の幾つかの段落を読んで情報を広げることもできます。全部を一度に行う必要はありません。教えをよりよく理解し,落ち着いて黙想できる方法を1つ選べばよいのです。
回答 3: 情報を覚えておくために,主な考えに印を付けたり,教えを短い言葉でまとめたり,家族や友人と話し合ったりできます。急がずに読むことも大切です。マッケンジーの経験から,数分余分に時間を取って黙想すると,学んだことを覚えやすくなることが分かります。こうして,読んだ後も教えが心に残り,活動中に導きや励みを与えてくれるようにします。
回答 4: 具体的な時間を決め,リマインダーを使い,気を散らすものを減らすとよいでしょう。アラームを設定したり,冊子を目につく所に置いたり,携帯電話で気が散るなら印刷版を使ったりできます。他の人と一緒に読むことも,続ける助けになります。予期しないことが起きたなら,読むのをやめるのではなく,その日の別の時間を探す方がよいでしょう。良い計画は,柔軟性を失わずに習慣を保てるよう助けるものです。
この記事のどんな点を実践したいと思いますか
マタイ 4:4 — イエスは答えた。「『人は,パンだけではなく,エホバの口から出る全ての言葉によって生きなければならない』と書いてあります」。
回答 1: マタイ 4章4節でイエスが強調した通り,霊的な食物を重要なものと見なすようにしたいと思います。そのために,聖書を調べる具体的な時間を取っておき,時間が余った時だけにしないようにします。予定が予期せず変わったなら,別の時間を探します。この毎日の食物が必要だと考えていることを,決定によって示したいと思います。
回答 2: ぜひ実践したいのは,もっとゆっくり読み,短い時間でも立ち止まって黙想することです。聖句と注解を読んだ後,エホバについて何を学んだか,その日どのように活用できるかを考えたいと思います。主な教えを短い言葉でまとめることもできるでしょう。そうすれば,読むことを続けるだけでなく,1日の間ずっと役立つ考えを心に留めることが目標になります。
回答 3: 気を散らすものを避けるための提案を実践したいと思います。携帯電話を使う場合は,調べ終わるまで他のものを見ないようにします。それでも難しいなら,印刷された冊子を使えます。挿絵から,周囲の環境を少し変えるだけでも助けになることを思い出せます。聖句を調べる時間を,他の活動で中断される読書ではなく,本当に集中する時間にしたいと思います。
回答 4: 親の場合,子供がまだ小さくて全てを理解できなくても,家族での聖書の読み方を続けることを目標にできるでしょう。木の例えから,粘り強さを大切にし,辛抱するよう励まされます。毎日の数分の教えが,子供たちの霊的な成長に役立つでしょう。すぐに結果が出ることを期待するより,愛情を込めて助け,成長した時にも役立つ習慣を身に付けられるようにするのがよいでしょう。
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