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4月26日から5月2日の週の神の言葉の宝

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テーマ: ゴグが攻撃してくる時,エホバは傍観してはいない

将来について考えると,さまざまな感情が湧いてくるものです。エホバの約束は私たちに希望を与えますが,これから経験する試練について考えると,不安になることもあるでしょう。エホバはそうした気持ちを理解しています。それで,ご自分の民に対する攻撃を予告した時,敵が何をするかだけでなく,ご自分がどのように行動するかも保証してくださっています。私たちが確信を持てるのはそのためです。ゴグが攻撃してくる時,エホバは傍観してはいません。

この保証を理解するために,まず,誰がどんな状況で攻撃してくるのかを考えましょう。エゼキエルの預言には「マゴグの地のゴグ」が登場します。この名前は,大患難の間にエホバに仕える人たちを攻撃する国々の連合体を表しています。攻撃者がどのように描写され,その標的となる民がどのように描写されているかに注目しましょう。エゼキエル 38章2節と8節を読みましょう。

エゼキエル 38:2,8 — 「人の子よ,メシェクとトバルの長たちの長である,マゴグの地のゴグに厳しい顔を向け,彼に対して預言しなさい。 長い月日の後,あなたに注意が向けられる。あなたは最後の年月に,剣による惨害の後に連れ戻された人々がいる土地に攻め込む。その人々は,多くの民の中から集め出されて,長い間荒廃していたイスラエルの山々に登った。その土地に住む人々は,さまざまな民の中から連れ戻され,皆が安心して住んでいる。

この聖句は,多くの国々から集められた民が安心して暮らしている様子を描いています。しかし,ゴグはその民に攻め込もうとします。その攻撃はいつ起きるのでしょうか。偽の宗教が全て滅ぼされた後です。その時,エホバの民は,激しい嵐の後に残るただ1本の木のようになるでしょう。このイメージから,その出来事の中でエホバに仕える人たちがどれほど目立つ存在になるかを理解できます。

サタンは激怒し,悪霊的な宣伝を使って国々の連合体を動かし,私たちを攻撃させます。国々が神の民を攻撃する時,象徴的な場所であるハルマゲドンに到達したことになります。このことを前もって知っていれば,その攻撃をエホバが事態を制御できなくなった証拠だと考えずに済みます。エホバはすでにそれを予告しているからです。では,国々はなぜ,自分たちがエホバに仕える人たちを滅ぼせると考えるのでしょうか。預言から,彼らの考え方を知ることができます。

攻撃者たちは,軍事的な防衛手段がないことを,守られていないことだと誤解します。彼らから見ると,エホバの民は攻撃しやすい標的です。私たちが信仰の目で見ている保護を,彼らは認めません。彼らの考えと,私たちが覚えておかなければならないこととの違いが,続く聖句に示されています。エゼキエル 38章10節から12節を読みましょう。

エゼキエル 38:10-12 — 主権者である主エホバはこう言う。『その日,あなたの心にさまざまな考えが入り,あなたは邪悪な計画を立てる。 そしてこう言う。「私は,無防備な居住地ばかりの土地に攻め込む。騒ぎもなく安らかに暮らしている人々を攻める。彼らは皆,城壁やかんぬきや門に守られていない居住地に住んでいる」。 あなたは多くの戦利品や略奪品を手に入れようとし,かつて廃虚だったものの人が住むようになった場所と,国々から再び集められた人々を攻撃する。その人々は財産を蓄えており,世界の中心に住んでいる。

ゴグは,安心して暮らしている人たちに対して邪悪な計画を立てます。城壁もかんぬきも門もない居住地という描写は,私たちがどれほど無防備に見えるかを強調しています。私たちは武器を持っておらず,戦争の訓練も受けていません。それで国々は,自分たちの計画を実行するのを阻止できる者は誰もいないと考えるでしょう。しかし,その結論は間違っています。彼らは目に見えるものだけを考えているからです。エホバへの信仰がなく,エホバが私たちを守る力を持っていることを認めないのです。

現実的に考えましょう。その状況は私たちの信頼を試すものになります。攻撃によって命を失うのではないかと思うかもしれません。ですから,恐れなど一切感じない自分を想像することが大切なのではありません。エホバには私たちを救う力があり,実際に救ってくださるという確信を持つことが大切です。信仰の目で見るなら,攻撃者には見えないものを見ることができます。神の民の周りには,忠実な天使たちから成る軍勢がいて,民を守る準備ができているのです。

このことから,自分が安心感を抱いている根拠について考えてみることができます。脅威が全くないことだけに頼っているなら,危険が生じた時に安心感は消えてしまいます。一方,エホバへの信頼があれば,解決策が見えない時でも支えてもらえます。私たちの安全は,国々の前で強く見えるかどうかではなく,誰が私たちの側にいるかにかかっています。そしてエホバは,攻撃に対してどのように行動するかを明確に示しています。

ここまで,ゴグが何をしようとするか,またエホバに仕える人たちをどのように見るかを考えました。では,私たちの神がどう反応するかに注目しましょう。エホバの言葉からは,無関心やためらいではなく,決意が伝わってきます。エゼキエル 38章18節,22節,23節を読みましょう。

エゼキエル 38:18,22-23 — 主権者である主エホバはこう宣言する。『その日,ゴグがイスラエルに攻め込む日に,私の非常に激しい怒りが燃え上がる。 私は疫病と流血をもってゴグに刑を執行する。そして,激しい雨とひょうと火と硫黄を,ゴグとその兵の上に,また共にいる多くの民の上に降らせる。 私は必ず自分があがめられるようにし,自分を神聖なものとし,多くの国の人々の目の前で自分について知らせる。彼らは私がエホバであることを知らなければならなくなる』。

エホバの民に対する攻撃によって,エホバの激しい怒りが燃え上がります。エホバは,ご自分に仕える人たちが苦しむのを遠くから見ているだけの方ではありません。ゴグとそれに加わる人たちに対して裁きを執行します。エホバが用いる手段についての描写から,攻撃者たちがその力に立ち向かえないことが分かります。国々が自分たちの方が強いと考えていても,エホバがご自分の民のために行動する時,その力は彼らを守るものにはなりません。

エホバはどのように行動するのでしょうか。ご自分の子を遣わして民を守り,敵を打ち破ります。イエスには天の軍勢,つまり忠実な天使たちと14万4000人が伴います。その結果,エホバに敵対する人々と組織は完全に滅ぼされます。先ほど読んだ通り,エホバは国々の前でご自分を知らせ,ご自分の名を神聖なものとします。

こうしたことを考えると,とても個人的な質問が生じます。ゴグの攻撃に備えるために,私は何ができるでしょうか。備えるとは,起きる事柄の細かな点を一つ一つ想像しようとすることではなく,信仰を強めることです。将来について考えて恐れを感じても,落胆する必要はありません。今の試練を活用して,どんな面でエホバへの信頼をもっと強める必要があるかを知ることができます。今の問題にどう対処するかによって,将来の問題に備えることができるのです。

例えば,問題に直面して無力に感じた時,こう自問できます。「私は見えるものだけで状況を判断していないだろうか。エホバの約束よりも恐れに圧倒されていないだろうか」。これらの聖句を読み返すなら,誰が私たちを守ってくださるかを思い出せます。試練を乗り越えた後には,信頼がどのように強まったかを振り返ることもできます。乗り越えた試練一つ一つによって信仰は強くなり,将来どんなことが起きても忍耐する助けになります。

ゴグは攻撃してきます。国々の目には,私たちは無防備に見えるでしょう。しかし,見た目が現実を変えることはありません。エホバにはご自分の民を守る力と決意があります。今の試練を活用して信仰を強めましょう。そうすれば,将来を見据える時,自分の力ではなく,次の確信に頼ることができます。ゴグが攻撃してくる時,エホバは傍観してはいません。

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