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2027年4月26日から5月2日の週の会衆の聖書研究

2027年4月26日から5月2日の週の会衆の聖書研究

35章:悔い改めと勇気は切り離せない

マナセはどのように勇気を示しましたか?

コメント 1: マナセは,自分の悪い行いを弁護するのをやめ,エホバの前で謙遜になることによって勇気を示しました。以前は,預言者たちの警告に耳を貸さない,誇り高い王でした。しかし捕らえられた時,自分は変わらなければならないと認め,エホバに憐れみを求めて熱心に祈り始めました。何年も歩んできた道が完全に間違っていたと認めるのは,簡単ではありません。マナセの例から,罪を正当化しようとせずに認めることにも勇気が必要だと分かります。

コメント 2: エルサレムに戻った時に行動したことにも勇気が表れています。考え方が変わったと言うだけではありませんでした。神殿と都市から偶像を取り除き,エホバの祭壇を整え,犠牲を捧げました。こうして,自分が何年も広めてきた習慣を取り除きました。これは悔い改めが本物だったことを示しています。周りの人たちが自分の変化を疑うとしても,公に間違いを正そうとしたのです。

コメント 3: 民にエホバに仕えるよう求めたことにも大きな勇気が必要だったでしょう。マナセは何年も正反対のことを教え,人々はひどい行いに慣れていました。章が述べているように,変化したために人々から拒絶されるのを恐れていた可能性もあります。それでも,その恐れに妨げられませんでした。人々の反応よりエホバの是認を優先し,自分の立場を用いて真の崇拝を広めました。

1. アモリ人はカナン地方の住民でした。聖書がマナセについて「以前のどのアモリ人よりも邪悪なことをし」たと述べているのが驚くべきことなのはなぜですか。(王二 21:11。塔00 10/15 16ページ5-6節。用語集10ページ5節,脚注)

申命記 12:31 — あなたの神エホバに対して同じようにしてはなりません。彼らは,エホバが憎む忌まわしいこと全てを自分たちの神々のために行い,息子や娘を火で焼いて神々に捧げることまでします。

コメント 1: カナンの住民はすでに,ひどい悪に極端なまでに走っていました。申命記によると,彼らの崇拝には自分の子供を犠牲にすることまで含まれていました。ですから,アモリ人との比較は小さな過ちについての表現ではありません。マナセがそれ以上に悪いことをしたという言葉から,彼の行いの重大さが分かります。偶像崇拝に加え,残酷さと命への軽視があり,自分の子供の命さえ軽んじました。

コメント 2: 参考資料には,バアルに犠牲として捧げられた子供の遺骨が入った多くのつぼが発見されたことが述べられています。カナン人の残酷さが想像上のものでも,取るに足りないものでもなかったことが分かります。彼らの崇拝は深く腐敗していました。マナセをそのような人々と比較すると,彼がエホバからどれほど遠く離れたかが分かります。しかもマナセは,そのような行いを退けて真の神を崇拝すべき民の王でした。

列王第二 21:11 — 「ユダの王マナセはこれらのあらゆる忌まわしいことを行い,以前のどのアモリ人よりも邪悪なことをし,汚らわしい偶像でユダに罪を犯させた。

コメント 3: この聖句は,マナセが自分だけでなくユダも罪に陥れたことを強調しています。王だったので,その手本は民全体に非常に悪い影響を与えました。章によると,エルサレムの人々は彼の影響でとても残酷になりました。これはアモリ人との比較をさらに重大なものにします。マナセは自分の権威を使って悪を広めたのです。自分の決定だけでなく,他の人にどんな影響を与えるかも考える必要があります。

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2. マナセが実在の人物であり,その治世中にアッシリアが強大な勢力だったことを示す考古学上の発見物は何ですか。(洞察,「マナセ」4項2節)写真A

コメント 1: その発見物とは,写真Aに示されているエサル・ハドンのプリズムです。そこにはユダの王としてマナセの名が出ています。資料によると,マナセはアッシリアの王に貢ぎ物を納めた22人の王の一覧に載っています。それでこの文書は,マナセが実在し,支配者だったことを示す外部の証拠です。また,多くの王がアッシリアに貢ぎ物を納めたことから,当時その国がどれほど強大だったかも分かります。

コメント 2: さらに,マナセの名はアシュルバニパルの同様の一覧にも出ています。ですから,孤立した一度だけの記録ではありません。これらアッシリアの王たちの記録は,聖書が描く政治的背景,つまりアッシリアが大きな影響力を持っていた時代のユダの王マナセという状況に彼を位置付けています。古代の文書が聖書の歴史的背景と一致し,その出来事をより具体的に思い描く助けになるのは興味深いことです。

歴代第二 33:10-11 — エホバはマナセと民に語り続けた。しかし彼らは注意を払わなかった。 それでエホバはアッシリアの王の軍隊長たちを彼らに差し向けた。軍隊長たちはマナセをかぎで引っ掛けて捕らえ,銅の足かせ2つをはめてバビロンへ連れていった。

コメント 3: この聖句から,アッシリアの軍事力が分かります。軍隊長たちはマナセを捕らえ,バビロンへ連れていきました。資料によると,バビロンはアッシリアの王の王都の1つでした。ですから,彼を捕らえたのがアッシリア人であっても,バビロンで捕らわれていたことと矛盾しません。貢ぎ物を納めた王たちの一覧と聖書の記述は,アッシリアの支配という背景の中で調和していますが,それぞれマナセの状況について異なる詳細を伝えています。

3. アッシリア人が捕虜の唇にかぎを掛けていたことを示すどんな証拠がありますか。(歴代第二 33:11。洞察,「かぎ,釣り針,留め金」4項)写真B

コメント 1: 写真Bには,王が3人の捕虜を綱でつないでいるアッシリアの浮き彫りが描かれています。綱の先には,捕虜の唇に引っ掛けたかぎがあります。この描写は,アッシリア人が捕虜を連行する際にこの残酷な方法を用いたことの目に見える証拠です。あの軍隊の手に落ちることが,どれほど屈辱的で苦痛だったかを理解する助けになります。

歴代第二 33:11 — それでエホバはアッシリアの王の軍隊長たちを彼らに差し向けた。軍隊長たちはマナセをかぎで引っ掛けて捕らえ,銅の足かせ2つをはめてバビロンへ連れていった。

コメント 2: 聖書は,マナセがかぎで捕らえられたとはっきり述べており,浮き彫りはその方法がアッシリア人の間で実際に行われていたことを示しています。2つの情報は一致しています。聖句はマナセのどこにかぎを掛けたかを明記していないので,その点を付け加える必要はありません。ただ,章が彼の移送を苦痛で屈辱的な経験として描く理由は理解できます。多くの警告を退けていた王が,突然無力な捕虜になったのです。

列王第二 19:20-21,28 — アモツの子イザヤはヒゼキヤの所に人を遣わして,こう伝えた。「イスラエルの神エホバはこう言っています。『私は,アッシリアのセナケリブ王についてのあなたの祈りを聞いた。 エホバはセナケリブ王に対して次の言葉を語った。「処女であるシオンはあなたを見下げ,あざ笑う。エルサレムはあなたに向かって頭を振る。 あなたの激怒と怒鳴り声が,私の耳に届いたからだ。私はあなたの鼻にかぎを引っ掛け,口にくつわをはめ,あなたを引いて,来た道を帰らせる」。

コメント 3: アッシリア人の習慣を知ると,エホバがセナケリブに伝えたメッセージも理解しやすくなります。エホバは,かぎを使うイメージによって,来た道を戻らせると知らせました。ここでマナセの捕囚を描写したのではなく,アッシリア人に知られていた慣行を例えとして用いたのです。セナケリブには意味がよく分かりました。どれほど強力だと思っていても,エホバが後退させるのを阻止できなかったのです。

4. エホバはどのような意味でエルサレムの上に「測り綱」を伸ばし,そこに「水準器」を使いましたか。(王二 21:13。洞察,「水準器」2項)

列王第二 21:13 — 私は,サマリアに使った測り綱をエルサレムの上に伸ばし,アハブ家に使った水準器を使う。そして,鉢をきれいに拭って伏せるかのように,エルサレムを拭い去る。

コメント 1: エホバは,エルサレムを自分の正義の規準に照らして裁くことについて話していました。測り綱と水準器があれば,建物が正しく造られているかを確かめられます。同じようにエホバは,都市と支配者たちの行いを調べ,悪を明らかにします。外見や,彼らが自分をどう見せているかに惑わされません。彼らの行動によって,仕えていると言う神の規準に本当に従っているかが分かります。

コメント 2: サマリアとアハブの家への言及は,すでに執行された裁きを思い出させました。エホバは彼らの行いが邪悪だと判断し,そのため彼らは滅びました。エルサレムにも同じ道具を使うと言ったことは,同じ公正な基準を適用するという意味でした。エルサレムは崇拝と関係する都市だったからといって,責任を問われずに済むわけではありません。住民も支配者もエホバに従い,悪を捨てなければなりませんでした。

コメント 3: この例えは,エルサレムを単に修理することを予告したのではありません。器をきれいにして伏せるという比較は,非常に厳しい裁きを示していました。参考資料によると,都市の悪が明らかにされ,西暦前607年に起きたように滅ぼされます。ですから測定の道具は,無視しても危険のない警告ではなく,結果を伴う実際の評価を表していました。

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この記述から悔い改めについて何を学べますか?

コメント 1: この記述から,悔い改めとは苦しんでいることを残念に思う以上のものだと分かります。マナセは苦悩しましたが,牢獄から出たいと思っただけではありません。エホバの前で深く謙遜になり,変わらなければならないと認めました。その後王位に戻ると,別の道を歩みました。困難な状況だけが彼を変えたのではありません。本当の悔い改めはエホバとの関係と,状況が良くなった時の決定にも影響します。

コメント 2: 悔い改めは具体的な行動に表れます。マナセは偶像を取り除き,エホバの祭壇を修復し,民に真の神に仕えるよう勧めました。それらは彼が犯した罪と直接関係する行動でした。すべての被害を元に戻すことはできませんでしたが,悪を広めるのをやめ,自分にできることを正せました。間違いを認めた時,自分は本当に変化しているのか,それとも残念だと言っているだけなのかを考えさせられます。

コメント 3: 長い間重大な罪を犯してきたからといって,変化できないわけではありません。マナセは恐ろしい罪を犯しましたが,エホバは彼の悔い改めが本物だと分かり,祈りを聞きました。これは彼の行いの重大さを軽くするのではなく,エホバの憐れみを際立たせます。罪悪感に苦しむ人は,もう希望がないと決め付けず,謙遜に神に近づき,行いを正すよう励まされるでしょう。

エホバは罪を犯して悔い改める人を許しますが,その人は自分の行いの結果と共に生きなければならない場合があります。これはマナセの歴史にどのように表れていますか。(エレ 15:3-5)写真C

エレミヤ 15:3-5 — エホバはこう宣言する。『私は彼らが4つの災いに襲われるようにする。人を殺す剣,引きずっていく犬,むさぼり食って滅ぼす鳥と野獣である。 そして私は,地上の全ての王国が彼らについて見聞きして恐怖を抱くようにする。ユダの王,ヒゼキヤの子マナセがエルサレムで行ったことのためである。 エルサレムよ,誰があなたを思いやるだろうか。誰があなたに同情するだろうか。誰があなたの安否を尋ねるために立ち寄るだろうか』。

コメント 1: エレミヤの言葉から,マナセがエルサレムで行ったことがユダに深刻な結果をもたらし続けたことが分かります。マナセは悔い改めましたが,彼の悪い手本は民を残酷にし,エホバから遠ざける一因となりました。章によると,王とは違い,民は悔い改めて変化しようとしませんでした。ですから,マナセ個人が許されたからといって,悪を続ける人たちの行いをエホバが見過ごすという意味ではありません。

コメント 2: 結果は家族にも表れました。息子アモンは悪を行い続け,マナセのように謙遜になろうとしませんでした。父親は変化しましたが,息子に新しい道を歩ませることはできませんでした。自分が悔い改めた後も,悪い影響が害を及ぼし続ける場合があるのです。後で全てを正せるとは限らないので,今から良い手本を示すよう心掛けたいと思います。

コメント 3: 写真Cは,許しと結果の違いを示しています。最初は飲酒運転をしている若者が描かれ,何年か後には集会で話をし,車椅子を使っている姿が描かれています。人は生き方を変えてエホバに近づけますが,身体的な結果が残ることもあります。同じようにマナセは許されても,以前の被害が全て消えたわけではありません。結果が続くこと自体は,エホバが許していないという意味ではありません。

マナセの勇気の手本にどのように倣えますか?

コメント 1: 私は,戒めを受けた時に自分の間違いを認める勇気を持つことによって,マナセに倣えます。マナセはエホバの警告に耳を貸さなかったため,多くを失いました。苦しい結果を経験してからでなければ変化を認めない,ということはしたくありません。助言によって自分の悪い行いが明らかになったなら,正当化したい衝動に抵抗し,謙遜に考えたいと思います。過ちを認めるのは難しくても,マナセの例から,エホバの前で謙遜になることが正しい方向に戻る道を開くと分かります。

コメント 2: 他の人にも分かる変化を遂げることによっても,彼の勇気に倣えます。マナセは人々の反応を恐れて偶像を残したりせず,それを取り除いて真の崇拝を広め始めました。同じように,自分の習慣がエホバに喜ばれないと分かったなら,他の人が今まで通りでいてほしいと思っているからといって残すべきではありません。考えが変わったことを説明する必要があるかもしれません。敬意を示しながらも,決然と行動することが大切です。

コメント 3: できる範囲で被害を修復することも方法です。マナセは過去を変えられませんでしたが,現在を用いて正しいことを行えました。これは,恥のために動けなくならないよう励ましてくれます。誰かに悪い影響を与えたなら,それを認め,良い手本を示すよう努力できます。その人がどう反応するかは決められませんが,エホバを喜ばせ,間違いを繰り返したくないという願いを行動で示せます。

この記述は,エホバの目的と聖書の主題とどのように関係していますか?

詩編 86:5 — エホバ,あなたは善い方で,快く許してくださいます。あなたに呼び掛ける人全てに,揺るぎない愛を豊かに示してくださいます。

コメント 1: エホバは悔い改める人を本当に許したいと思っている,と学べます。マナセには誇れる過去がなく,非常に大きな害をもたらしました。それでも,心から変化していることが分かると,エホバは彼の願いを退けませんでした。この記述は,詩編が述べるエホバの善良さをはっきり示しています。自分の間違いを軽く見ず,それでも誠実に謙遜になるなら聞いてくださらないだろうと考えず,確信を持ってエホバに近づけます。

詩編 138:6 — エホバは高い所にいるが,謙遜な人に目を留める。しかし傲慢な人のことは,遠くから知っているにすぎない。

コメント 2: マナセが謙遜になり,捕らわれていた時にもエホバが目を留めたことに心を打たれます。王という立場は悪い行いを正当化しませんでしたが,その立場を失ったことも,エホバに聞いていただく妨げにはなりませんでした。大切だったのは神に対する態度です。この詩編から,謙遜さが大きな違いを生む理由が分かります。エホバは非常に高い方ですが,自分に神が必要だと認め,誇りを捨てる人に目を留めてくださいます。

コメント 3: エホバの憐れみが正義と切り離されていないことも分かります。エホバはマナセの祈りを聞き,彼を許しましたが,犯された犯罪をなかったことにはしませんでした。民が悔い改めないことも見過ごしませんでした。これはエホバの裁き方への確信を与えます。エホバは罪による苦しみに無関心ではなく,同時に本物の変化を見分け,ご自分に戻る人に憐れみを示すことができます。

この記述は,エホバの目的と聖書の主題とどのように関係していますか?

コメント 1: この記述は,エホバの名が神聖なものとされることと関係しています。エホバがどのような神かを示しているからです。マナセはその名と関係する神殿を偶像で汚しましたが,悔い改めると偶像を取り除き,真の崇拝を再び広めました。さらに,彼が受けた憐れみは,章が強調している通りエホバに栄光をもたらしました。罪を容認しているのではなく,エホバが公正で善良であり,心から悔い改める人を進んで許す方だと示しています。

コメント 2: エホバが支配し,何が正しいかを定める権利とも関係しています。マナセは王でしたが,神の規準を自分の決定に置き換える権限はありませんでした。彼の行いは大きな害を生み,エホバは責任を問いました。変化した時,真の神に仕えなければならないと認めました。人間の支配者もエホバに服する必要があり,その規準から離れると結果が生じることを理解できます。

コメント 3: 真の崇拝がエホバの目的において重要であることも分かります。マナセの回復は,王座に戻ることだけではありませんでした。最も重要なのは,真の神を認め,崇拝を回復し,ユダに仕えるよう勧めたことです。外面的な状況を改善するだけでは不十分です。エホバとの良い関係と,エホバが正しいと考えることに沿った生活が必要です。

マナセが復活したら,どんなことを尋ねたいですか?

コメント 1: 捕らわれていた間,何が彼を抵抗するのをやめさせ,エホバの前で謙遜になり始めさせたのかを尋ねたいと思います。彼が考え,祈り続けたことは分かっていますが,変わらなければならないと認めるまでの過程を本人から聞けたら興味深いでしょう。その過程の詳細は全て分かっていません。彼の答えは,誇りを捨て,エホバの憐れみが必要だと認めるのにどれほど勇気が要るかを,さらに理解する助けになるでしょう。

コメント 2: エルサレムに戻り,自分が広めたものを正し始めた時,何が一番難しかったかを尋ねたいと思います。人々に拒絶されるのを恐れていたかもしれませんが,その時の気持ちを正確には知りません。偶像を取り除き,ユダにエホバに仕えるよう求める際,何が前進する力になったのかを聞きたいです。悔い改めを勇気ある目に見える決定に変えた方法を,よりよく知る機会になるでしょう。

コメント 3: エホバが祈りを聞き,許してくださったと分かった時,どんな気持ちだったかも尋ねたいと思います。非常に重大な罪を犯したので,その憐れみは彼にとって大きな意味があったに違いありません。章は,エホバに許されたという確信を持って亡くなったと述べています。本人の経験を聞ければ,感謝の気持ちを深く知り,善良な父エホバとの良い関係を取り戻すことがどれほど大きな意味を持つか理解できるでしょう。

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